介護が必要になった高齢者は、多くの介護サービスを受けています。この介護サービスを調整する役割がケアマネージャーという存在です。
利用者が受けたいと思う介護サービスがあったとしても、介護度に応じて利用額が決まっているので、希望を全部かなえるということは難しい場合があります。そのために調整をすることがケアマネジャーの重要な役割です。
介護サービスのうちの一つが訪問介護という仕事です。介護職は、施設や病院、通所などで勤務することもありますが、在宅の利用者を支える訪問介護に携わる人も少なくありません。
サービスの提供する時間は人によって異なりますが、30分・1時間と時間が区切られているので「長時間働き続けることは難しい」「パートタイムで働きたい」という人にも人気の働き方になっています。
介護職が利用者の自宅に訪問する時には、一人が基本です。一人で仕事を行わなければならず、何か起きても自分で解決しなければなりません。
しかし、利用者の体調が悪そうだったら誰に相談することができるのか、また何か質問されたらどのように答えるべきなのかといった疑問を持つことはよくあることです。自分だけでは判断できないこともあるでしょう。
そんな時に重要なのが多職種との協力です。介護職は利用者の一番身近な場所で接することが多いです。またちょっとした変化を見つけることもあります。
そんな時、多職種で連携することを意識しておけば、相談や報告をして協力して利用者の問題を解決させることも可能になります。