介護職が多職種と連携していくためのコツとして、とにかく多職種とのコミュニケーションをしっかりとっていくことが挙げられます。
介護職の中には多職種との連携を面倒くさいと思っている人や、どのように連携していけばいいのかわからない、連携というと堅苦しく感じてしまい戸惑ってしまうという人もいるはず。このように多職種と連携していくと一言で言っても、連携するという事がよくわからずにうまく対応できない介護職は少なくありません。
しかし介護現場において多職種が連携するに当たり介護職は中心的な存在であるため、円滑な連携に向け自ら行動することが重要です。
ただ連携といっても実際には高齢者に関する情報を共有したり、どのようにケアをしていけばいいのか一緒に相談して検討していくという形になります。
情報を共有したり相談していくには、まず関わっていく多職種の人たちとの関係を築いていかなければいけません。そのためには雑談でも何でもして、コミュニケーションを取っていくことが必要です。
雑談といっても関わっている高齢者のことに関するものであれば話しやすくなりますし、慣れてくればそれ以外の雑談を振ることで円滑なコミュニケーションを図ることができます。
そのようなかかわりの中でその人の職種に応じた質問や相談をしていくことができるようになれば、一つの連携の形をとっていると言えるわけです。
このように多職種との連携をうまくやっていくためのコツとしては、とにかくコミュニケーションを取って関係をしっかり構築していくことが重要なポイントだと考えられています。